
洋梨とピスタチオのマスカルポーネピザ
発祥:
イタリア / 各地
- 生地
- 薄めの生地
特徴
洋梨とマスカルポーネを合わせた、やさしい甘さのデザートピザ
洋梨とピスタチオのマスカルポーネピザは、薄く焼いた生地にマスカルポーネを広げ、火を通した洋梨の薄切りをのせ、刻んだピスタチオと蜂蜜で仕上げるデザートピザです。洋梨のなめらかな甘み、マスカルポーネのミルキーな口当たり、ピスタチオの香ばしさが重なり、甘さが強すぎないのが特徴です。デザートピザは甘みが重なりやすいため、洋梨に蜂蜜をかけすぎないことが全体の軽さを保つ要点になります。
洋梨はローマ時代から栽培されてきた果物で、秋に出回る品種が多くあります。茎の近くの果肉が軽い圧力でへこめば食べ頃の目安になり、収穫は完熟の少し手前に行われる品種もあります。ピザの具材にするときは、完熟しすぎず、切っても形が保てるやわらかさのものが扱いやすいです。かたすぎると焼いても食感が残り、熟しすぎると崩れます。完熟のものは生のまま薄く切って使います。
マスカルポーネは、クリームを酸で固めて作る、やわらかいイタリアのフレッシュチーズで、産地はロンバルディア州のローディ周辺とされています。甘さが控えめで、なめらかに広がるため、果物の甘みを受け止めるクリームとして向いています。
ピスタチオは、淡い緑色の果肉をもつ木の実で、熟すと殻が割れて口を開きます。濃いコクと鮮やかな緑が特徴で、刻んで仕上げにちらすと彩りと食感が加わります。蜂蜜はつやと甘みを足し、洋梨とクリームをなじませます。なお、この組み合わせに確認できる発祥や決まった伝統レシピはないため、素材の相性を生かした構成として紹介します。

洋梨の加熱とクリームの下ごしらえ
洋梨は皮をむき、縦半分に切って芯を取り、3mmほどの薄切りにします。フライパンにバターを少量溶かして両面を軽く焼くか、天板に並べてオーブンで先に火を通します。表面の水分が飛んで甘みが引き立ち、生地に重ねても水っぽくなりにくくなります。焼きすぎると崩れるため、縁がうっすら色づく程度で止めます。加熱した洋梨はペーパータオルの上で粗熱を取ると、余分な水分や油分が落ち、並べたときに生地へ染みにくくなります。
生の洋梨をそのままのせる方法もあります。その場合は薄く切り、ペーパータオルで水気を押さえ、食べる直前にのせます。切ってからしばらく置くと断面が茶色く変わるため、レモン汁をごく少量塗るか、並べる直前に切ります。
マスカルポーネはそのままだと少しゆるいことがあるため、砂糖を少量混ぜて冷やしておくと広げやすくなります。バニラの香りを少し加える方法もありますが、洋梨の風味を消さないよう量は控えめにします。高温で長く加熱すると分離するため、焼き上がった生地に塗り広げる使い方が向いています。
ピスタチオは殻と薄皮をむいて粗く刻みます。細かく砕きすぎると粉のようになり食感が失われるため、粒が残る大きさにします。塩味のついたものは甘い味を損ねるため、無塩を選びます。ピスタチオは木の実のアレルゲンになるため、提供するときは使用していることをあらかじめ伝えます。蜂蜜は洋梨の甘みを邪魔しないよう、細く回しかける程度にとどめます。

生地の焼き方と仕上げのコツ
生地は薄めに伸ばし、縁にオリーブオイルを少量塗って、先に単独で焼きます。焼き上がった生地を少し冷ましてからマスカルポーネを薄く塗り広げます。生地の縁は少し残すと、手で持ったときにクリームが付きにくくなります。熱いうちに塗ると、クリームがゆるんで流れてしまいます。
加熱した洋梨を、少しずつ重ねながら放射状に並べます。ピスタチオを散らし、蜂蜜を細くかけます。生地に洋梨とクリームの水分が移ると柔らかくなるため、盛りつけは食べる直前に行うと、生地の香ばしさと食感が保てます。
甘みがやさしい分、小さめに切り分けると食べやすくなります。無糖の紅茶やコーヒー、辛口の発泡ワインを合わせると、口の中が整います。切り分けるときは、洋梨が滑りやすいので刃を引いて切ります。マスカルポーネを厚く塗りすぎると重たくなるため、生地が透けない程度の薄さにとどめます。冷蔵すると生地が湿るので、できるだけその日のうちに食べます。
大きく焼くと切り分けに時間がかかり、クリームがゆるみます。小ぶりの生地を数枚焼き、1枚ずつ仕上げて出す方法もあります。マスカルポーネは冷蔵庫から出してすぐ使うと扱いやすく、室温に長く置くとゆるんで形が崩れるため、必要な分だけを取り出します。作業は涼しい場所で行い、洋梨も粗熱を取ってから重ねます。ピスタチオは直前に刻むと、香りと緑色が鮮やかに残ります。
ミトのピザ質問箱
ミトが気になったことを、テトがやさしく答えます。

ミト
洋梨とピスタチオのマスカルポーネピザって、どんなピザなの?
テト
薄く焼いた生地にマスカルポーネを広げ、火を通した洋梨の薄切りをのせて、刻んだピスタチオと蜂蜜で仕上げる、やさしい甘さのデザートピザ。


ミト
洋梨とピスタチオのマスカルポーネピザはどこのピザなの?
テト
洋梨、ピスタチオ、マスカルポーネはいずれもイタリアの菓子や料理で使われる素材ですが、このピザに確認できる発祥や決まった伝統レシピはありません。PIZZA DBでは、イタリアにゆかりのあるデザートピザとして紹介しています。


ミト
洋梨とピスタチオのマスカルポーネピザにはどんな具材が使われるの?
テト
洋梨、ピスタチオ、マスカルポーネ、蜂蜜が使われます。ソースはデザート用のクリームで、フレーバーはフルーツ系です。

画像について
本文中の焼き上がりと具材の画像はAI生成イラストです。実店舗の料理や洋梨・ピスタチオの生産現場を撮影した記録ではありません。
次の一枚を探す
ピザ一覧関連するブログ記事
ニュースモリナポ、オレンジクリームチーズ入りの4月ピザセットを発売
金沢の冷凍ピザブランド「モリナポ」が4月に販売した月替わりセットの3枚の中身、価格、販売期間、会員特典をまとめます。
- 金沢
- モリナポ
ニュースピザーラが「冬のプレミアムトリオ」「冬のナチュラルチーズトリオ」とデザートピザ「ショコラフォルマッジ」を11月4日から発売
宅配ピザ「ピザーラ」が、2026年11月4日から2027年3月2日まで、1枚で3つの味を楽しめるPサイズ限定の『冬のプレミアムトリオ』『冬のナチュラルチーズトリオ』と、チョコレート×オレンジのデザートピザ『ショコラフォルマッジ』を期間限定で販売する。
- 全国
- ピザーラ
ピザをおいしく食べるピザパーティーの出し方|焼く順番・切り方・2時間ルールまで
ピザパーティーで最後の一枚までおいしく出すために、軽い味から濃い味への順番、6〜8等分の切り方、焼き上がりごとの出し方、室温に置いてよい2時間の目安、残ったピザの保存までまとめました。
ピザをおいしく食べるピザの耳までおいしく食べる方法|耳の正体・生地別の楽しみ方・ディップ
ピザの耳(コルニチョーネ)は焼き色と香りが集中する部分で、オリーブオイルや蜂蜜、トマトソースを付けると最後までおいしく食べられます。耳の仕組み、生地の厚さ別の楽しみ方、チーズ入りの耳の歴史を解説します。
関連するピザ

ヌテラデザートピザ
イタリア / 各地
焼き上げたピザ生地にチョコレートスプレッドを塗るデザートピザ。ナポリのピッツェリアでも定番のデザートメニュー。
- ヘーゼルナッツチョコレートスプレッド
- バナナ
- 粉砂糖

柿とマスカルポーネのデザートピザ
日本 / 各地
薄切りの柿を焼いた生地に、マスカルポーネを落として刻んだくるみと蜂蜜で仕上げる秋のデザートピザ。柿の甘みに乳のコクとナッツの香ばしさが重なる。
- 柿
- マスカルポーネ
- くるみ

洋梨とゴルゴンゾーラのピザ(ペーラ・エ・ゴルゴンゾーラ)
イタリア / 各地
トマトソースを使わず、モッツァレラの上に洋梨の薄切りとゴルゴンゾーラをのせて焼き、くるみと蜂蜜で仕上げる、甘みと塩気を合わせた秋のホワイトピザ。
- 洋梨
- ゴルゴンゾーラチーズ
- くるみ

アップルシナモンデザートピザ
アメリカ / 各地
焼きりんごとシナモンの組み合わせが秋を感じさせる、アップルパイのようなデザートピザ。
- りんご
- シナモン
- クリームチーズ
