
かぼちゃとソーセージのピザ(ズッカ・エ・サルシッチャ)
発祥:
イタリア / 各地
- 生地
- ナポリピッツァ生地
特徴
かぼちゃとソーセージの取り合わせ
ズッカ・エ・サルシッチャは、イタリア語で「かぼちゃとソーセージ」を意味する名前のピザです。かぼちゃの甘みと、ソーセージの塩気や脂のコクを対比させる組み合わせで、イタリア料理ではパスタなどにも使われる取り合わせとして知られています。PIZZA DBの掲載データでは、かぼちゃ、ソーセージ、スカモルツァ、セージを具材とし、トマトソースを使わない白いタイプとして紹介します。
発祥の店や年代が分かる定番レシピではないため、ここでは「イタリア各地で見られる組み合わせ」として扱います。トマトの酸味がない分、かぼちゃの甘みが前面に出やすく、塩気のある肉と燻製チーズで輪郭をつけるのが基本の考え方です。ナポリピッツァ生地のように縁が香ばしく焼ける生地は、具の甘みと塩気を受け止める土台になります。
日本でかぼちゃは秋から冬にかけて親しまれる野菜で、本サイトの秋の特集でも出回る時期の目安を9〜11月ごろとしています。ただし産地や品種、貯蔵の状態によって甘さや水分は変わるため、同じ分量でも焼き上がりは一定になりません。同じかぼちゃでも個体差があるため、使う前に切り口の色と甘さを確かめると確実です。
かぼちゃを使う秋のピザには、パンチェッタやゴルゴンゾーラを合わせる例もあり、本サイトの秋の特集でもセージとパンチェッタの組み合わせを挙げています。このピザは、粗くほぐしたソーセージのうま味とスカモルツァの燻香を軸にする点で、それらとは味の方向が異なります。

具材の下ごしらえと焼き方
かぼちゃは厚みをそろえるため、5mmほどの薄切りか1cm角に切り、先に電子レンジやオーブンで火を通しておきます。生のまま厚くのせると、ピザの短い焼成では中心まで柔らかくなりにくいためです。皮が柔らかければ残すと緑色が彩りになり、硬い場合は外します。西洋かぼちゃでも日本のかぼちゃでも使えますが、品種で水分と甘さが違うので、焼く前に味を確かめます。蒸してつぶし、生地に薄く塗って使う方法もありますが、その場合は甘さが全体に広がるため、ソーセージを多めにして塩気を補います。
ソーセージは皮を外して粗くほぐし、軽く焼き色をつけてからのせると、脂が出すぎず香りも立ちます。イタリア風のソーセージにはフェンネルシードや唐辛子で風味をつけたものもありますが、種類は店や商品で異なります。塩気の強さを確認して、かぼちゃの量に合わせて調整します。
スカモルツァは牛乳から作る南イタリアのパスタ・フィラータ系のチーズで、燻製したタイプも広く流通しています。モッツァレラより締まった食感があり、燻香がかぼちゃの甘みとソーセージの塩気をつなぐ役割をします。燻製でないスカモルツァやモッツァレラで代えると、香りは穏やかになります。薄切りか粗くおろして散らすと、全体に均一に溶けます。
セージは香りの強いハーブで、生の葉を少量のオイルで軽く炒めるか、焼き上がり近くにのせます。多すぎるとほろ苦さが目立つため、ピザ1枚に数枚を目安にして、かぼちゃの甘さを引き締める程度に使います。

甘さと塩気を食べ分けるコツ
焼き上がりは、ほくっとしたかぼちゃ、粗くほぐしたソーセージのうま味、スカモルツァの燻香が重なります。甘みを感じたあとにソーセージの塩気とセージの香りが続くため、一切れの中で味が単調になりにくい構成です。チーズに焼き色がつくと燻香が増し、かぼちゃの角が焦げると甘い香りも立ちます。トマトソースを使わないので、各具材の味がそのまま伝わります。具材が4つと少ない分、塩の量やスカモルツァの燻香の強さが仕上がりを左右します。
かぼちゃを多めにすれば甘口に、ソーセージを多めにすれば食事向きの塩味に寄るため、好みで比率を調整できます。最初は塩を控えめにして焼き、仕上がりを見て黒こしょうやオイルで整えると失敗しにくくなります。
かぼちゃの甘みが強いときは、ソーセージの量を少し増やすか、黒こしょうを軽く挽くとバランスをとりやすくなります。水分の多いかぼちゃは生地を湿らせやすいため、事前に火を通して水気を飛ばし、具を均一に広げると中心が重くなりません。
冷めるとかぼちゃが固まり、チーズも締まって食感が変わるため、焼きたてのうちに食べ始めるのが向いています。家庭のオーブンでは天板をあらかじめ高温に温め、具が多いと中心に火が入りにくいので、かぼちゃは小さめに切りソーセージは広げて散らします。縁の香ばしい生地と一緒に食べると、かぼちゃの甘みとソーセージのうま味がまとまり、セージの香りが後味を軽くします。
ミトのピザ質問箱
ミトが気になったことを、テトがやさしく答えます。

ミト
かぼちゃとソーセージのピザって、どんなピザなの?
テト
かぼちゃとソーセージのピザは、ほくっと甘いかぼちゃにソーセージの塩気とスカモルツァの燻香を合わせた秋のピザ。トマトソースを使わない白いタイプで、セージが香りを引き締める。


ミト
かぼちゃとソーセージのピザはどこのピザなの?
テト
かぼちゃとソーセージの組み合わせは、イタリアの料理でよく見られる取り合わせです。PIZZA DBでは、イタリア / 各地にゆかりのあるイタリアンのピザとして紹介しています。


ミト
かぼちゃとソーセージのピザにはどんな具材が使われるの?
テト
かぼちゃ、ソーセージ、スカモルツァ、セージが使われます。チーズのソースとホワイト系の味わいが特徴です。

画像について
本文中の焼き上がりと具材の画像はAI生成イラストです。実店舗の料理や食材の調理を撮影した記録ではありません。
次の一枚を探す
ピザ一覧関連するブログ記事
ニュースピザハット、月見セールを拡大し持ち帰り880円から・配達2枚目最大78%オフ
ピザハットは2026年9月18日から、月見セールを全6商品に拡大して持ち帰り880円から、一部店舗の配達では2枚目を最大78%オフにしました。対象商品、価格、注文条件を整理します。
- 全国
- ピザハット
ニュースドミノ・ピザが約14年ぶりのリニューアル、チーズ増量と新商品2品、宅配値下げ・持ち帰り半額終了
ドミノ・ピザ ジャパンは2026年6月29日から、ピザ耳をなくしたチーズ・トッピング増量、ワールドチーズとオールスターミートBBQの新商品、宅配値下げと「お持ち帰り割」への価格体系の見直しを実施しています。
- 全国
- 新商品
ニュース横浜きのこ大祭2026、MMテラスoarが生ハムときのこのビスマルクピッツァ提供
みなとみらいMMテラスで10月18日・19日に開催される横浜きのこ大祭2026。oar(オール)が提供する生ハムときのこのビスマルクピッツァ(2,850円)やイベント詳細を解説します。
- 全国
- 横浜
ニュースオリーブの丘、新ピッツァ2品を掲載 各869円、持ち帰り対応は商品別
10月14日のグランドメニュー更新告知と公式ピザメニューを確認。チキンときのこのバジルクリーム、チチニエッリポモドーロ各869円と、持ち帰り表示の違いを紹介します。
- メニュー刷新
- 新商品
関連するピザ

ズッカ・エ・ゴルゴンゾーラ
イタリア / 各地
加熱してほくほくにしたかぼちゃに、ゴルゴンゾーラ、くるみ、セージをのせてモッツァレラで焼く秋のホワイトピザ。かぼちゃの甘みと青かびの塩気の対比が主役。
- かぼちゃ
- ゴルゴンゾーラチーズ
- くるみ

カンタレッレとタレッジョのピザ
イタリア / 各地
金色のカンタレッレ(アンズタケ)をタレッジョのコクとパンチェッタの塩気、セージの香りで焼き上げる、夏から秋のイタリア寄りのホワイトピザ。果実のような香りを、とろけるチーズが包む。
- カンタレッレ
- タレッジョ
- パンチェッタ

ボスカイオーラ
イタリア / 各地
「木こり風」を意味する、きのこを主役にしたピザ。ポルチーニ茸とソーセージ、モッツァレラを合わせる白いタイプが代表的で、トマトソースを使う店もある。
- モッツァレラチーズ
- ポルチーニ茸
- ソーセージ

栗とパンチェッタのピザ(カスターニェ・エ・パンチェッタ)
イタリア / 各地
ほくほくした栗の甘みを、パンチェッタの塩気とスカモルツァの燻製の香りで引き締め、ローズマリーで香りづけした秋の白いピザ。
- 栗
- パンチェッタ
- スカモルツァ
