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ピザのレシピ9分

ロースト野菜ピザの作り方|先に焼いて水分を飛ばし、甘みを引き出す2枚分レシピ

パプリカ、ズッキーニ、玉ねぎを先に220℃のオーブンで15分ローストしてから生地にのせる、2枚分の野菜ピザです。生の野菜をそのままのせると、焼いている間に出た水分でソースとチーズの下が水っぽくなり、生地がべたつきます。先に水分を飛ばしておけば、甘みと香ばしさが濃くなり、底もカリッと焼けます。生地の分量(強力粉250g・加水65%)、野菜の切り方とローストの目安、250℃での焼き方、水っぽくなったときの直し方、保存のしかたをまとめました。

AI生成イメージ:ローストした赤パプリカ、ズッキーニ、紫玉ねぎとモッツァレラをのせた丸いピザ
AI生成イメージ(実際の調理写真ではありません)
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材料(1〜2枚分)

材料は2枚分、野菜は合計約350gを先にローストする

AI生成イメージ:まな板に並べた生のパプリカ、ズッキーニ、玉ねぎのスライスと、オリーブオイルの小瓶、塩の小鉢
AI生成イメージ(実際の調理写真ではありません)

生地は直径約25cmの薄めのピザ2枚分です。強力粉250gを100%とするベーカーズパーセントで表すと、水162gは65%、塩5gは2%、ドライイースト1.5gは0.6%、生地に練り込むオリーブオイル5gは2%にあたります。具材は、パプリカ1個(約150g)、ズッキーニ1/2本(約100g)、玉ねぎ1/2個(約100g)、野菜用のオリーブオイル大さじ1と塩ひとつまみ、トマトソース100g、モッツァレラ150gです。

先にローストする理由は二つあります。一つは水分です。野菜に水分が残っているあいだは、表面の温度が水の沸点付近から上がりにくく、焼き色がつきません。ピザは10分ほどで焼き上がるため、生地の上で水分を飛ばそうとすると、野菜から出た水がソースとチーズの下にたまり、生地がべたつきます。もう一つは味です。糖とアミノ酸が反応するメイラード反応は、およそ140〜165℃で速く進むとされ、さらに高温では糖そのものが褐変するカラメル化も目立ってきます。水分が減った野菜の表面は、この温度帯に届いて、甘みと香ばしさが加わります。

3種類を選んだのは、焼き色がつくまでの時間が近く、同じ天板で一度に焼けるからです。パプリカは完熟した赤や黄色のほうが緑より甘く、ズッキーニは火が通りやすく、玉ねぎはじっくり焼くと甘みが出ます。なすやきのこを足す場合は水分が多いので、別の天板で焼くと焼き色を管理しやすくなります。

野菜は厚さをそろえ、重ねずに220℃で15分

AI生成イメージ:天板に重ならず広がって縁が茶色く焼けたローストパプリカ、ズッキーニ、玉ねぎ
AI生成イメージ(実際の調理写真ではありません)

切り方は焼き色の均一さを決めます。パプリカはへたと種を除いて幅1cmの細切り、ズッキーニは厚さ5mmの半月切り、玉ねぎは厚さ5mmのくし形にします。ボウルでオリーブオイル大さじ1と塩ひとつまみをからめ、クッキングシートを敷いた天板に、重ならないように広げてください。塩は野菜から水分を引き出すので、からめたらすぐ天板に広げます。ボウルに置いたままにすると水が出て、油と分かれてしまいます。

オーブンは220℃(上下加熱)に予熱し、天板を中段に入れて15分焼きます。8分たったら一度取り出し、全体を返して、焼き色が薄い面を上にします。重なった部分は蒸されて焼き色がつかないので、このときに離してください。焼き上がりの目安は、パプリカの皮が縮んで縁が茶色くなり、ズッキーニの縁が濃い黄金色になり、玉ねぎがしんなりして端が茶色くなった状態です。表面がまだ水っぽく光っているときは、2〜3分焼き足します。

焼けたらシートごと取り出し、バットに広げて5分ほど冷まします。熱いままチーズの上にのせると、蒸気でチーズが溶けすぎて、生地の表面もべたつきます。ローストした野菜は先に作っておけるので、前日に焼いて冷蔵庫に入れておけば、当日は生地を焼くだけになります。

生地づくりとのせ方:ソースは薄く、野菜はチーズの上

AI生成イメージ:焼く前の生地にトマトソースとモッツァレラ、ロースト野菜を均等にのせた状態
AI生成イメージ(実際の調理写真ではありません)

生地は、ボウルに強力粉250g、ドライイースト1.5g、水162gを入れて粉気がなくなるまで混ぜ、5分置いてから、塩5gとオリーブオイル5gを加えて約5分こねます。表面がなめらかになったらラップをして、室温(22〜25℃)で60〜90分、1.5〜2倍の大きさになるまで発酵させます。室温が20℃を下回る季節は、時間を延ばして大きさで判断してください。2等分して丸め、ぬれ布巾をかけて15分休ませたあと、手で中央から外へ、直径約25cmにのばします。

クッキングシートの上に生地をのせ、トマトソースを1枚につき50g、縁から1cm内側まで薄く塗ります。ちぎったモッツァレラを1枚75gずつのせ、その上にローストした野菜を散らします。野菜をチーズの上にのせると、野菜が直接熱を受けて焼き色が保たれ、野菜の水分が生地まで落ちにくくなります。フレッシュタイプのモッツァレラは、ちぎって10分置き、キッチンペーパーで水気を拭いてから使います。

野菜の量は1枚あたり約175gが上限です。生地の地の色が少し見えるくらいに散らし、縁の1.5cmは空けておくと、縁がふくらんで焼き上がります。山盛りにすると中央が沈み、水っぽさの原因になります。

250℃で8〜10分、水っぽい・焦げるときの直し方

AI生成イメージ:焼き上がった野菜ピザの1切れをヘラで持ち上げ、チーズが伸びて縁がきつね色に焼けている様子
AI生成イメージ(実際の調理写真ではありません)

オーブンは最高温度250℃で、天板ごと30分予熱します。最高温度が250℃に届かない機種は、その最高温度で予熱し、焼き時間を2〜3分延ばします。生地をのせたシートごと、予熱した天板に滑らせて下段に入れ、8〜10分焼きます。縁にまだらな焼き色がつき、チーズに泡と淡い焼き色が出たら、ヘラで持ち上げて底の色を確かめてください。底が均一なきつね色なら完成です。取り出したらバジルをのせ、網の上で1分休ませてから切ると、チーズが落ち着いてきれいに切れます。[1]

中央が水っぽいときは、野菜のロースト不足か、チーズの水気が原因です。今回の分は、中央にキッチンペーパーを軽く当てて余分な水気を取り、下段で2〜3分焼き足します。次回は、野菜のローストを2〜3分長くするか、モッツァレラの水気をしっかり拭いてください。野菜の端が黒く焦げるときは、ローストが強すぎるか、ピザの焼き位置が高すぎます。ローストを2〜3分短くし、ピザは下段で焼きます。底が白いときは、天板の予熱不足です。30分予熱して、焼く前に天板が十分熱いことを確かめます。

ズッキーニはまれに、とても苦くなることがあります。Wikipediaによると、生育条件のストレスや、観賞用のカボチャとの交雑で、ククルビタシンという苦味成分が増えると、強い苦味と胃腸の不調の原因になります。切ったときにはっきり苦いと感じたら、焼かずに捨ててください。

作り置きと保存、アレンジ、PIZZA DBのおすすめ

AI生成イメージ:ガラスの保存容器に入れたロースト野菜と、小皿にのせたピザの1切れ
AI生成イメージ(実際の調理写真ではありません)

ローストした野菜は、粗熱が取れたら浅い容器に移し、調理から2時間以内に冷蔵庫(4℃以下)に入れます。CDCは、肉や乳製品、調理済みの残り物などの傷みやすい食品を2時間以内に冷蔵するよう勧めています。冷蔵した野菜は翌日までに使い切り、のせる前にキッチンペーパーで余分な油と水気を拭いてください。焼いたピザは1切れずつ包んで冷蔵し、温め直すときは、フライパンやオーブンで中心まで熱くします。CDCは、電子レンジで再加熱する食品は165°F(約74℃)に達するよう勧めています。

アレンジは、ローストの段階で変えます。なす、きのこ、ミニトマトを足すと、水分が減って甘みが増します。薄切りのにんにく1片を野菜に混ぜると、香りが立ちます。南フランスの野菜煮込みに近い構成のラタトゥイユピザや、バジルソースを使うペストベジタリアーナピザは、同じように野菜を主役にしたピザなので、PIZZA DBの一覧で比べてみてください。

PIZZA DBのおすすめ:最初の1回は、野菜3種とトマトソース、モッツァレラだけの構成で、ローストの焼き色と底の焼き色を確かめてください。テトの実用コメント:野菜は焼く前に水分を飛ばし、チーズの上にのせる、の2点を守れば、野菜が多くてもべたつきません。

作り方

  1. 1ボウルに強力粉、ドライイースト、水を入れて粉気がなくなるまで混ぜ、5分置く。塩とオリーブオイル5gを加えて約5分こね、ラップをして室温(22〜25℃)で60〜90分、1.5〜2倍になるまで発酵させる。
  2. 2パプリカは幅1cmの細切り、ズッキーニは厚さ5mmの半月切り、玉ねぎは厚さ5mmのくし形に切る。ボウルでオリーブオイル大さじ1と塩ひとつまみをからめる。
  3. 3クッキングシートを敷いた天板に、重ならないように野菜を広げる。220℃に予熱したオーブンの中段で15分焼き、8分で全体を返す。
  4. 4野菜がしんなりして縁が茶色くなったら取り出し、バットに広げて5分冷ます。
  5. 5生地を2等分して丸め、ぬれ布巾をかけて15分休ませたあと、手で直径約25cmにのばす。
  6. 6オーブンの下段に天板を入れ、250℃(最高温度が低い機種は最高温度)で30分予熱する。
  7. 7生地にトマトソースを1枚50gずつ、縁から1cm内側まで塗る。ちぎったモッツァレラを1枚75gずつのせ、その上にローストした野菜を散らす。
  8. 8予熱した天板にシートごと滑らせ、250℃で8〜10分焼く。縁に焼き色がつき、底がきつね色になれば完成。バジルをのせ、網で1分休ませてから切る。

よくある質問

ミトが気になったことを、テトがやさしく答えます。

ミト

ミト

ロースト野菜は前日に作っておいてもいい?

テト

できます。粗熱が取れたら浅い容器に移し、調理から2時間以内に冷蔵庫(4℃以下)に入れて、翌日までに使い切ってください。のせる前にキッチンペーパーで余分な油と水気を拭くと、べたつきを防げます。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

オーブンが250℃まで上がらないときはどうする?

テト

最高温度で天板を30分以上予熱し、焼き時間を2〜3分延ばします。時間ではなく、縁の焼き色と、ヘラで持ち上げた底のきつね色で判断してください。野菜が焦げるときは、ロースト時間を短くします。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

ズッキーニが苦いときは食べてもいい?

テト

はっきり苦いときは食べないでください。Wikipediaによると、ズッキーニにはまれに、ククルビタシンという成分が増えて強く苦くなるものがあり、胃腸の不調の原因になります。少しだけ試して確かめ、苦ければ捨てます。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

パプリカの皮はむかないとだめ?

テト

むかなくて大丈夫です。細切りにして焼くと皮は縮んで縁が茶色くなり、食感のアクセントになります。皮が気になる場合は、半分に切ったパプリカを焼いてから、粗熱が取れたところでむいてください。

ピッツァ・テト

注釈

  1. 焼き時間はオーブンの機種、天板の厚さ、予熱の状態で変わります。ここに示した時間は家庭用オーブンを想定した目安であり、縁の焼き色と底の色を見て調整してください。 ↩

画像について

ヒーロー画像と各セクションの画像は、各工程の雰囲気を示すAI生成イメージです。このレシピを実際に調理した写真ではなく、分量や焼き色の基準にはなりません。

参考資料

道具の選び方をミトが質問

ミトが気になったことを、テトがやさしく答えます。

ミト

ミト

デジタルキッチンスケールは必要?

テト

この生地は粉250gと水162gの比率で決まるので、グラムで量ると再現しやすくなります。1.5gのドライイーストは計量スプーンで量りにくいため、0.1g単位のスケールがあると安心です。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

ピザカッターは必要?

テト

必須ではありません。ロースト野菜が多いピザは、チーズが溶けた直後は具が動きやすいので、1分休ませてから、押し切るタイプのカッターで切ると具がずれません。包丁でも切れますが、引かずに押し下げてください。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

ピザストーンは必要?

テト

必須ではありません。250℃で30分予熱した厚手の天板でも、底は焼けます。ストーンは熱を蓄えるので底がカリッと焼けやすい一方、重く予熱に時間がかかります。オーブンの耐荷重と最高温度を確認してください。

ピッツァ・テト

材料の選び方をミトが質問

ミトが気になったことを、テトがやさしく答えます。

ミト

ミト

ピザ用強力粉はどのようにどう選ぶ?

テト

生地をのばしやすい、たんぱく質の多い強力粉が向いています。この配合は加水65%なので、吸水しやすい強力粉を選び、内容量と保存方法を確認してください。薄力粉では腰が出にくくなります。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

ドライイーストはどのようにどう選ぶ?

テト

予備発酵が不要なインスタントタイプが使いやすく、このレシピも1.5gをそのまま粉に混ぜます。小分けタイプは開封後の劣化を避けやすいので、使い切れる量を選んでください。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

トマトソースはどのようにどう選ぶ?

テト

ピザ用の、加熱済みで水分が少なめのものを選ぶと、野菜の水分と重なっても生地がべたつきにくくなります。このレシピは1枚あたり50gなので、味付けが濃いものは塩分を確認してください。

ピッツァ・テト
ミト

ミト

モッツァレラチーズはどのようにどう選ぶ?

テト

ピザ用のシュレッドタイプは水分が少なく、焼き上がりが安定します。フレッシュタイプはおいしい反面、水分が多いので、ちぎって10分置き、キッチンペーパーで水気を拭いてから使ってください。

ピッツァ・テト
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